レポート

バイオガスで航海はできるのか?

答えから言うと、「まだ」できていません。 フィンランドの大手船会社、Viking Line社は天然ガスで航行する大型クルーズ船を2隻有しています。 そして、現在燃料をバイオガス由来のRNGに切り替えられるか、ガス供給事業者と協議中とのこと。 更に、気になる記述も。 クルーズ船のレストランで発生する生ごみは、「現時点では他のバイオガス事業者に運び込んでいる」とのこと。 では、将来は? 具体的には約束されていませんが、船上レストランで出た生ごみで航海する船、ちょっと期待してしまいますね。   <ニュース引用元> Why green operations are in Viking Line’s DNA (cruiseandferry.net)

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何ごとにも始まりがあります。バイオガス発電のスタートは原料〜バイオマスからです。木材チップなどを直接燃やす、バイオマス発電の場合は間伐材や廃材など原形を留めたものも多いです。バイオガス発電の場合は各種の材料に手を加えて原料にし、そこからメタンを取り出してエネルギーに変換します。単一の材料を原料にする場合もありますが、多くはいくつもの素材を原料にして効率的にメタンの抽出を試みます。当然それらの素材の特性に左右されてバイオガス発電の効率も変化しますので、見極めがとても大切です。料理の場合もそうですが、材料や素材の特性を活かし、それにあった調理法が美味しく効率的に料理を作ることができます。
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