株式会社アーセックでは、バイオガス事業の確実性を高めるため、メタン発酵試験を通じた科学的アプローチにより、プラント設計に必要なデータの収集・分析サービスを行っています。
メタン発酵の原料として適切かどうかの判断に必要な数値の調査・分析です。原料サンプル中の固形分量であるTSや、固形分量から灰分を除いたVS(有機物含量)など、メタン発酵バッチ試験や連続メタン発酵試験に必要な基礎データとなります。
試料の性状とバイオガス発生量原単位を実験により把握し、メタン発酵適性を判断する材料とします。試料とメタン菌を100mLのガラス瓶に封入し、この試料からどれだけのバイオガスが発生するかを測定、評価します。多様な原料候補に対して、メタン発酵向け原料としての適性(ポテンシャル)をリーズナブルに評価したい場合に最適です。
投入試料の負荷を変えながら、プラントを安定運転するための運転条件やバイオガス発生量の安定性を検討・評価します。さらに阻害物質の蓄積の影響や消化液の性状(肥料成分)など、単回試験では得られないプラント運転管理上の重要情報を知ることができます。
試験期間は試験内容によって異なりますが、通常4~6カ月程度を要します。バイオガスプラント建設を想定している現場や大学構内などで、実際の原料を使って安定的にガスが発生するかなど、さまざまな実証試験をお手伝いいたします。
必要に応じて弊社が所有する可搬型(1㎥)実証試験機を使用することも可能です。実際の原料からの消化液の液肥利用試験や水処理試験など、ご要望に応じて実証試験の内容をカスタマイズ致します。
補助金等の共同申請などのご協力も可能です。お気軽にご相談ください。
試験期間は試験内容によって異なりますが、通常4~6カ月程度を要します。