レポート

【令和2年度】バイオマス産業都市が新たに選定されました

2020年12月23日、農林水産省は、令和2年度の選定プロセスを経て、新たに4都市をバイオマス産業都市に選定したと発表しました。これで、バイオマス産業都市に選定された地域は合計94市町村となりました。 バイオマス産業都市の選定地域(令和2年度時点、合計94市町村)  出典:農林水産省 バイオマス産業都市選定地域(令和2年度)構想の概要(農林水産省)   今回新たに選定されたのは、 北海道湧別町 秋田県大潟村 三重県多気町 三重県南伊勢町 の4町村です。 注目すべきは、これらすべての地域において、”バイオガス発電”がキーテクノロジーとして位置付けられており、かつそれぞれ新しいチャレンジが組み込まれていることですね。   北海道湧別町では、消化液の一部をサロマ湖に散布する、という試みを行うようです。 私たちも、これまで「消化液を湖や海域に海藻や漁場づくりの肥料として撒けない

続きをご覧になるには、ログインまたは会員登録が必要です。

何ごとにも始まりがあります。バイオガス発電のスタートは原料〜バイオマスからです。木材チップなどを直接燃やす、バイオマス発電の場合は間伐材や廃材など原形を留めたものも多いです。バイオガス発電の場合は各種の材料に手を加えて原料にし、そこからメタンを取り出してエネルギーに変換します。単一の材料を原料にする場合もありますが、多くはいくつもの素材を原料にして効率的にメタンの抽出を試みます。当然それらの素材の特性に左右されてバイオガス発電の効率も変化しますので、見極めがとても大切です。料理の場合もそうですが、材料や素材の特性を活かし、それにあった調理法が美味しく効率的に料理を作ることができます。
既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目

記事一覧に戻る